ブログ

BLOG 2020.04.10AIブログ , PHP

元エンジニアがPHP試験を受けたら✖✖だった

絵文字を使うか使わないか迷いながらも、装飾一切なしのメッセージを送る理系男子。
制作部のゆういちです。

今回はWordpressでお馴染みのPHPについてです。実は3/4にPHP技術者認定試験[上級]を受験して、不合格でした。PHP技術者認定試験[上級]をこれから受験される方に参考になればと思い、ポイントを整理しました。

PHP技術者認定試験[上級]とは?簡単?難しい?

偏差値ベースになりますが、資格難易度ランキングで難易度を確認できます。ちなみにPHP技術者認定試験[上級]は偏差値59なので、簡単に取得できる資格ではありませんね。参考までですが、難易度に関する情報をまとめてみました。
・偏差値59
・ITスキル標準(ITSS)レベル3
・合格率10%未満
3年程度の実務経験を有するPHPエンジニア向けの試験

試験前の実力

試験前の実力はこんな感じです。
・入社して半年が経ったWebデザイナー
・実務はデザインとフロントエンドの業務が中心
・PHPの実務経験なし
・Wordpressでテンプレートタグは理解できる
この半年間でWebサイトを作れるようになり、バックエンドも興味が湧き始めたので受験しました。また元エンジニアでソースコードを読むことに抵抗がなかったので「勉強すればできるのでは?」と楽観的に申込。ちなみにエンジニアのときにやっていたプログラムがこちら:手続き型プログラム言語Fortran

試験前の勉強方法

利用した参考書はこちら:徹底攻略PHP5技術者認定[上級]試験問題集

PHP上級問題集

PHP技術者認定試験[上級]を受験するなら必須だと思います。PHP技術者認定機構が指定する認定教材でもあります。購入して衝撃だったのが、ページ数が600ページと激厚!
勉強した手順を書き出すとこんな感じでしょうか ※勉強期間:約1ヶ月半
1. 一通り読んで、どんな問題が出題されるかを把握
2. 2周目で用語や理解できない点をリストアップ
3. 手順2でリストアップした内容をググって理解
4. 3周目でできる問題とできない問題を整理
5. できない問題だけを解けるまでやる
6. 全問解ける状態にする
自分自身がそうでしたが実務経験がない方だと、手順1,3がかなりハードです。。。手順1で理解できている問題なんて、数%あるかないか。元エンジニアでしたが、プログラム言語が違うとこんなに違うのか・・・と楽観的主義者が現実を見た瞬間。

試験当日

参考書の理解度100%の状態で挑んだので、7割前後は解答できると思っていました。しかし、現実はかなり違った。。。
試験で感じたことをまとめたので、参考にしてください。
・参考書より問題が難しい
・プログラムを読む問題が多く、時間がかかる
・”誤っているものを選択”する形式の問題が多い
・知らない用語が出て、問題が理解できない
・出題順がランダム ※簡単な問題が後半に出題
参考書だけでは合格できない。実務経験3年を有するレベルだなと感じました。”正しいものを選択”する形式の場合、マニュアルを読めば正解できるのですが。。。”誤っているものを選択”する形式の場合は実務経験やPHPのプログラムを作った経験がないと厳しそうですね。

試験後の収穫

残念ながらPHP技術者認定試験[上級]は不合格でしたが、もちろん収穫もありました。
・PHPのソースコードが理解できた
・データベースの知識が増えた
・オブジェクト指向に慣れた
・Wordpressの仕組み・構成をより理解できた
実務経験を積んで、PHP技術者認定試験[上級]に再挑戦してみようと思います。

Tweet Share RSS

関連記事