こんにちは、AIコミュニケーションの伊藤です。
突然ですが、NTTがe-sportsの分野へと進出しましたね。
eスポーツ分野における新会社の設立について
https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20200121_01.html
近年著しい進歩を見せるe-sports業界。
今回は、日本で多く遊ばれているゲームをご紹介します。
配信技研が発表した、e-sportsのティアリストからピックアップして解説します。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1216155.html
【FORTNITE】
※画像はFORTNITE公式サイトから引用させていただきました。
今、海の外では最も勢いのあるゲームではないでしょうか。
簡単に紹介すると、銃で撃ちあって戦うTPSと言われるジャンルなのですが、一線を画す点として「建築」という要素があります。
なんと、敵を攻撃するだけでなくその場で建物を作ることができます。
私も初めて聞いたときは、あまりに突飛でどこからそのような発想が降りてきたのか不思議に思ってしまいました。
去年の9月、弱冠16歳の選手が優勝し、賞金300万ドルを獲得したことで話題になりました。
https://www.afpbb.com/articles/-/3237349
ちなみにゲームが最初にあったわけではなく、建築シミューレーターからスタートして、流行りのバトルロワイヤル要素をつけてみたらいけるんじゃね?的に作られたとか。
無料でプレイでき、異なるハード間でもクロスプレイが可能です。
間口が広いため、今後も盛り上がっていくのではないでしょうか。
【LEAGUE of LEGENDS】
※画像はLEAGUE of LEGENDS公式サイトから引用させていただきました。
恐らくゲーマー外には知名度が薄いですが、ゲーマー内には知名度が高いゲームの1つだと思っています(?)
MOBAと呼ばれる、チームを組んでキャラクターを操作し、お互いの拠点を取り合うジャンルのゲームです。
フォートナイトが現れるまで、e-sportsとしてぶっちぎりで人気があったタイトルの一つです。
PCでしかプレイできませんが、最近ではチームファイトタクティクスという俗にいう「オートチェス」のルールで戦うモードを新設したり、
格闘ゲームやDCGへのスピンオフも発表しています。
キャラクターも多彩なため、メディアミックス的な盛り上がりにも注目です。
【大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL】
※画像は大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL公式サイトから引用させていただきました。
30代までのゲーマーにはおなじみのタイトルですね。
友達の家でみんなで遊んだという経験がある方も多いのではないでしょうか。
あえて説明が必要なタイトルではなさそうですが、念のため解説すると任天堂のキャラクター……とその他の会社の有名キャラクターが一同に会して戦うアクションゲームです。
Nintendo64から数えて5作目になりますが、今作は今まで登場したキャラクターが全て登場するなどして話題を集めました。
今年も1年にかけて新キャラクターが追加されることが発表されており、ますます目が離せないタイトルです。
【PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS】
※画像はPLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS公式サイトから引用させていただきました。
「FORTNITE」や「荒野行動」など、いわゆるバトルロワイヤル系ゲームの先駆けとなった作品です。
自分一人になるまでサバイバルで戦う=なんでもありな自由度の高さがガチなゲーマー層にもカジュアルな層にも受け入れられ、新ジャンルを生み出したまさにパイオニア的存在です。
世界的にはフォートナイト等にの後発に多少後塵を拝す形になっていますが、日本ではこちらが人気。
ジャンルの祖だけに、今後どのような進化をしていくのか注目です。
【STREET FIGHTERⅤ】
※画像はSTREET FIGHTERⅤ公式サイトから引用させていただきました。
こちらもほとんどの人がご存知の、1VS1の対戦格闘というジャンルを作り上げたパイオニア的シリーズです。
今まで紹介した中では最も歴史が長いゲームで、日本にも多くの古豪プロゲーマーが存在します。
ゲーマーであれば一度は「ウメハラ」選手の伝説を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
かの有名な「背水の逆転劇」を生んだのもこのシリーズです。
長い歴史があるだけに、有名な選手も多い印象です。
特に東大卒プロゲーマーとして有名な「ときど」選手もこのゲームを軸に活動しています。
個人的な話ですが、ときど選手の著書は非常に面白く、対戦好きのゲーマーにとっては非常に共感できる内容なのでオススメです。
【SHADOW VERSE】
※画像はSHADOW VERSE公式サイトから引用させていただきました。
スマートフォン分野の雄、Cygamesが放った日本発のDCGです。
こちらも多くの人がプレイしたことがあると思いますが、説明するならば「遊☆戯☆王」や「ポケモンカードゲーム」のようなカードゲームです。
DCG分野で海外で人気のある「Hearthstone」を日本風に再構築し、多くのプレイヤーを虜にしました。
過去の大会では、1億1千万という日本のe-sportsとしては最大級の賞金が提示されたことで話題になりました。
https://app.famitsu.com/20180629_1316466/
こちらもアニメ化が発表されており、低年齢層の新規プレイヤーも期待できる作品です。
【鉄拳7】
※画像は鉄拳7公式サイトから引用させていただきました。
純粋なアーケードゲームの対戦格闘としては鉄拳も人気です。
(ストリートファイターⅤは、当初アーケードで稼働はありませんでした)
1VS1の対戦格闘ゲームでも、ストリートファイターシリーズと並ぶほど有名な作品です。
2019年が始まるまでは日本と韓国がシーンの中心でしたが、ダークホースであるパキスタンが頭角を現し、まるでフィクションの世界のようだと話題になったことも記憶に新しいです。
https://withnews.jp/article/f0190417002qq000000000000000W08510101qq000019048A
この例のように、今後も新興国から強力なe-sports大国が現れるのも時間の問題……なのかもしれません。
【Splatoon2】
※画像はSplatoon2公式サイトから引用させていただきました。
任天堂が販売している、TPSシリーズのSplatoonも日本では多く遊ばれています。
こちらも「FORTNITE」のように既存のゲームとは違い、銃でなく水鉄砲、銃弾でなくインクというポップで新しいシステムを開拓しました。
賞金制の大会は非常に少ないですが、老若男女に受け入れられるビジュアルとゲームシステムで競技人口を獲得しています。
特に、NPBの12球団とSplatoonがコラボレーションしてe-sportsシリーズを開催するということで話題になりました。
https://splatoon2020.npb-esports.jp/
並みいるチームの中で優勝したのは「DeNAベイスターズ」で、なんとチームの選手の年齢層は13~17歳。
これからe-sportsを引っ張っていく世代の活躍に期待大です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
e-sportsにはかなりの種類のタイトルがありますが、特にプロシーンにはどんなゲームにもドラマがあり、スーパープレイも楽しめるため見応えがあります。
今後もNTT以外の大企業も続々参戦することが予想されるため、これからのe-sports界の動きには目が離せないですね!