誕生日でもソワソワせずに日常のように過ごせるようになった制作部のゆういちです。
テーマ:20代に影響を受けたもの
第1回:本 / 第2回:人 / 第3回:国
今回は第2回になります。かなり厳選した結果8名になりました。さっそくどんな人だったかを紹介したいと思います。
東大理工学部次席→環境省の役人→大学教授。圧倒的に頭良すぎて、絶対この人みたいにはなれないと感じた研究室の先生
「この人の研究、超ムズかしそうだけどが面白そう!」と思い、この先生の研究室に入りました。ちなみに研究室でどんなことしていたかというと「地球規模の流れを数学の統計理論をベースにスーパーコンピュータを用いて数値シミュレーションし、安定的な渦構造を解析」という聞くだけで思考停止してしまうことをしていました。またどんな先生だったかイメージしやすいようにまとめてみました。
・物理専攻だからかもしれないが、アインシュタインにそっくり。頭だけではなく顔も寄せてるレベル
・出す質問がムズかしずきて、苦笑いしかできない。セクハラならぬアカハラ
・日常会話レベルが高すぎる。十字軍、フランス語、物理のメカニズムなど、むしろ専門的な会話しかない
・インテリないたずらをすぐ思いつく。被害者になる身としてはやめてほしい
という感じです。物理学者らしく知識を武器として使える人で、この人みたいに頭良かったら生き方もスマートになるんだろうと感じました。
学生時代に毎日のように会っていた代数幾何学専攻で博士号を持つ1つ上の知人。現在は京大助教
学生のときにたまたまスタバのコーヒーセミナーで同席。当時は他大学の先輩でしたが、専門分野が似ていることと、お互いにスタバの常連ということで仲良くなりました。博士課程だったので、とにかく研究熱心。国から研究の成果が認められ、支援を受れるほどの実力でした。朝から晩まで研究してて、1日の研究時間は12時間以上は当たり前だったようです。席についてA4用紙の紙を前に考えて込んでいる姿を見るたびに、アイデアを見つけているのかな?と思うのと同時に、この人研究者にやっぱり向いてるなと感じていました。この人のように何かを追求できる人になりたい、と思わせてくれた人です。
生え抜きでキャリア15年超の直属上司。仕事のクオリティに対してマジで厳しく、誤字・数値の整合性・ロジック展開の指摘が鋭い
今はWebデザイナーですが、元々は環境コンサルタント+エンジニアとして働いていました。そこで出会ったのがこの上司。何がすごいかって、とにかく交渉能力がズバ抜けて高かったことと、15年キャリアで経験値が高かったこと。ちなみに上司の口癖が「これ説明できる?これじゃ説明できないでしょう?」「そのストーリーじゃダメでしょう」この2点。上司のいうことは正しい・・・けど、部下としては腹立つフレーズで「絶対、この人潰してやる!」と思って毎日仕事してましたw当時は闘争心むき出しの社員でしたね。そんな上司とバチバチ仕事していたら、基本何でもできるようになりました。仕事はすべて、この上司に教えてもらったといっても過言ではないです。それくらいの存在です。
自身で数値シミュレーションを作れるほどのエンジニアで、会社で自身の力を認めてくれていた部内の50代課長
先ほどの上司の元で2年間が経過しようとした頃、部署内の課長と2人で一緒に仕事する機会がありました。ちなみに、この課長は大阪本社勤務で、自分は東京オフィス勤務だったので一度挨拶した程度の間柄。この課長の凄いところは技術力。流体のシミュレーションを考えて、作ってしまう人でした。自分も学生時代の専攻が流体力学だったこともあり、仕事とは関係ないところで、ビル周りに風況シミュレーションを一緒に作りました。いい思い出です。やっぱりエンジニアって目には見えないですが、やってることはクールだな思わせてくれた人です。
立教大の卒論で最優秀受賞する高学歴のバイト仲間。しかもイケメンで後輩からも慕われる。まさにデキル奴
パイスペック男子とはコイツのことか!というくらい何事に対してもセンスがいい。大学を1年留年しましたが、留年した理由が小説書いたり、音楽活動に没頭していたから、とのこと。財界にも興味があったらしくロスチャイルドやロックフェラー、ビルダーバーグ会議のことをよく話してました。マジ何者!一度TOEICで勝負したことがあるが、なんと900点越してて、200点差で大敗しました。後で聞いたのですが、幼少期はドイツで生活していた、とのことで最初から勝ち目ナシでした。同い年なのに、ここまで違うかと思わせてくれた人です。
恵比寿でも常に関西弁でチームの絶対的ムードメーカーかつアイドル。2つ下で人間性がすでに完成されていたバイト仲間
男女問わず誰からも信頼され、関西人らしい人懐っこさ。コミュニケーション能力でこの子上回るのはいないくらい。この子がいればチームの士気がなぜか上がってしまう存在でした。もう戦国武将並みです。年下で学生なのに周りが見えてるし相手の気持ちも察する力もあって、ほんとエスパーだな思っていました。出会って1年半が経過した頃、その子の姉は有名な女優さんってことが判明。そんなことも言わないなんてしっかりした人間性を持ってるなぁと感じさせてくれました。
30歳直前に英語ができないにも関わらず海外へ渡航し、すでに5年近く滞在し続けている多才なDJ
当時27歳の自分にはない世界観をもっていて、カナダに行かなかったら絶対に会わなかった人です。20代前半からラップをやっていて、その頃からDJとしても活動を始めたらしい。DJなので当然のことながらパーティーが好きで、見た目が茶楽は全く見えないんですが、ラッパー気質が抜けていないせいかどこか悪そうな雰囲気を醸し出しています。人生で一番音楽が好きと断言するくらいだったので、もちろんハナキンはナイトクラブで「Really Good!」といって踊っていました。めちゃくちゃハイ!!とはいっても年齢的に35歳でだったので、遊び慣れしてて大人だなぁ〜と感じさせる落ち着きもありましたね。人によって好きなことはありますが、好きのレベルは違った。この人の音楽好きはまさに本物。30代半ばなのに自分の好きなものに夢中になれるのって、人間らしくていいなと感じました。
慶応義塾を中退後し、学歴を捨ててまでも海外でプロスノーボーダーと画家で生活している1つ上
とにかく見た目がやばい!仙人みたいなあごひげをなのに、髪型はポニーテール(高校卒業してから髪切ってない、と言っていたので10年くらい伸ばしてる)。ちなみに男です。見た目はやばいのですが、さすが元慶応生、切れ者です。慶応に入学できるなんて、人生の勝ち組なのに中退。その人が別のプロスノーボーダーの動画を見てて「もう20代後半なのに何も残せていない。このまま生きてて世の中、何が残せるのだろう?」と呟いていたときは、こういう人が世の中を変えるんだろうなあと感じました。
いかがでしょうか?肩書きもそうですが、面白いキャッチコピーつけれる人は人としての厚みを感じますね。20代に影響を受けたものと題して本/人/国の3回に分けて紹介していますが、やはり人からの影響が一番大きいような気がします。
以上です!第3回をお楽しみに!