ブログ

BLOG 2021.05.14AIブログ

急成長するECサイト市場で勝ち抜く上位表示戦略を探るvol.1

「野菜を毎日食べてください!!!」

ここ数ヶ月間、社内のメンバーから体調を心配してもらっていて、自分の家族のような愛を感じているアラサー社員のゆういちです。

最近、コロナの影響もあるかと思いますがECサイト(ネットショップ)を作りたいという問合せが増えてきました。
そこでグローバルマーケッター並の情報収集力を駆使して(理系大学院卒+海外生活の経験値をフル活用して)、ECについて“そんなこと知らなかった!”と思うようなお役立ち情報をお届けしたいと思います。

特にECサイトを作りたい!という方や作ってみたいけど運用の仕方がわからないから検討中という方は要チェックですよ!

 

目次

    1. 「EC化率」でわかる!成長を続けるネット通販市場
    2. 楽天とAmazonのコンセプトの違いとは?
    3. 上位表示戦術について
    4. 楽天とAmazonの料金について

 

「EC化率」でわかる!成長を続けるネット通販市場

ECサイトの制作方法や制作現場サイドの視点からは入らず、まずはもっと大きな視点でEC業界を見てみようと思います。
見出しにネット通販市場はEC化率でわかる!と書きましたが、ECサイトがどれだけ利用されているのかは“EC化率”という指標を見ることで把握できます。

EC化率“とは↓
https://bit.ly/3boNPs2

ちなみに日本のEC化率は何%かご存知でしょうか?
※ひとまず予想でOK / 賢く値をはじき出したい方ならフェルミ推定を使ってもOK
フェルミ推定:https://www.kanataw.com/the-road-to-consultants/fermi-estimate/

また、日本のEC化率を予想した方はこんなこと↓も考えてみてはいかがでしょうか?
・世界のEC化率は?
・日本はEC化率は世界何位?
・ドリームカントリーのアメリカは何%?

部活に明け暮れた青春時代を過ごした中坊の頃からPCやスマホに触れていた+洋服や家具などはすべてネットで購入”というITフル活用派の私は、30%くらいあるんじゃないの?と予想!

実際のところ、2019年の日本のEC化率は・・・

6.76%!
えっ低すぎやろーーーー!!(その他はどうなの?)↓

・世界のEC化率平均は14.1% ⇒ 先進国の日本は平均値以下・・・涙
・日本順位は4位 ⇒ まぁ~これは妥当
・アメリカのEC化率は11.0% ⇒ それでも10%ちょっと。しかも順位は2位。
1位はなんと・・・中国!
・中国のEC化率は36.6% ⇒ 圧倒的すぎる…これからは日本もこれくらいまで増えると予想
※成長率が10[%/年]と仮定した場合(予想以上に急成長した場合)、中国の36.6%を超えるのは・・・18年後! ちなみにこれが計算式:6.76×1.1^(18)=37.6%>36.6%

中国のEC化率が極端に多い理由ですが、自国商品の品質をあまり信用していないのが大きな理由と考えられます。中国政府としては何とも悲しい国民の意見ですね。
日本人の感覚からすると意外に感じるかもしれませんが、中国の店頭で販売されている商品が「腐ってる・・・」「めちゃマズい・・・」ってことがあり得ます。
要するに中国人はネットで商品を購入する際に”安心・安全”も買っているのです。

楽天とAmazonのコンセプトの違いとは?

日本の2大ECサイトといえばやはり”楽天”と”Amazon”でしょう。
どちらもネット上で買い物ができるので、両者の違いをわかっているという方は少ないのではないでしょうか?
タイトルは忘れましたが某書籍で「へぇ~なるほどね~」と思ったのですが、下記のようにコンセプトの違いがあるらしいです。

楽天:買い物の楽しさを追求
Amazon:買い物の効率を重視

このコンセプトを具体的にどのようにサイトに反映させているのかというと↓

楽天:デザインがいい意味で”賑やか”+独自施策(お買い物マラソンやスーパーSALEなど)の実施
Amazon:デザインがいい意味で”シンプル”+検索機能充実+注文から商品受取までをシステム化(FBA)

やはり大手は軸がしっかりしていて、差別化ができているなぁ~と感心してしまいました。
コンセプトを知って実際に商品を購入手続きすると、スタバの店員さん並のきめ細やかなサービス(機能)があると感じて、ますますネットで買い物をしてしまいそうです。
とりあえず”楽天”と”Amazon”でどちらが発送が早いのか確認するために、ゲーミングPC2台分を会社に購入申請をしてみます(笑)

上位表示戦術について

さきほど楽天とAmazonのことを書きましたが、実際に楽天やAmazonで出品したとき「(出品して数ヶ月後)出品しているにも関わらず、どうしても売上が伸びない・・・」という悩みが出てきます。
加えて出店料は毎月かかるし・・・二重苦!!○ァック!!
ECサイト制作中は「ECサイトできたら年間1,000万(もっといくと年間1億)の売上が達成できるな!」と夢や希望に満ち溢れて、人生遊んで暮らすというような野心を抱いていた人も、実際にECサイトの運用をスタートすると案外うまくいかないものです。

楽天やAmazonで失敗した方々の教訓から売上を伸ばすためには最低限、各ECサイトで上位表示に影響を受ける項目については理解しておきましょう。

楽天:影響する項目は色々ありますが、一番重要なのが”直近の売上”
※よく誤解が生じるのですが”累計の売上”ではありません。”直近の売上”です。
Amazon:Amazon内の検索で使用されているシステムA9
※A9→https://aqcg.jp/amazon-seo/

何も上位表示の対策しないと、これ↓と同じくらい自社の商品を探すのは難しいw
※間違いは5ヶ所
(図挿入)※添付ファイル参照

楽天とAmazonの料金について

楽天やAmazonに出店しよう!と決意した方は、”出店するのに一体いくら費用がかかるの?”と気になるかと思います。
楽天の場合の参考情報はコチラ→https://b-ocean.work/post-814/

いかがでしょうか?
料金体系も複雑で結構かかりますよね。

楽天やAmazonのネームバリューを利用するからには中間マージン分を支払う必要があります(残念ながら無料で出店することはできず、出店すると売上の10~25%は抜かれると思っていたほうがいいです)。
経営者からするとどうにかランニングコスト抑えたいとは思いますが、「仕方ないなぁ~」と泣く泣く条件を飲むしかないです。

ちなみに出店しても赤字になるショップもあるので、撤退するケースも想定していたほうがいいかもしれません。
「楽天 出店 赤字」などでググると色々と情報があるので、事前に調査してリスクマネジメントしていくことが経営戦略を立てる上では重要になってきます。

ジャンルは違いますが”プロダクトライフサイクル”のような考え方を意識していくと、ECサイト運用が成功する確率も上がるかもしれませんね。
プロダクトライフサイクル:https://www.innovation.co.jp/urumo/product_life_cycle/

以上、ECサイトについてでした。
次回もより深くまで切り込んだECサイトに関するお役立ち情報を発信していきたいと思います。
お楽しみに!

Tweet Share RSS

関連記事