こんにちは。
いつのまにか師走です。
そして、師走も終わりに近づいています。
もはやウィニングランと言っても過言ではありませんが、ここはひとつ、久々にPHPのお話しをしましょう。
はじめてのPHPシリーズ
・【第一回】はじめてのPHP まずはちょっとだけラクするPHP
・【第二回】はじめてのPHP 変数とは?まずは使ってみよう!
前回のあらすじ
もう、誰も覚えていません。
私もまた然りです。
自然に身を任せましょう。
URLパラメータとは
URLパラメーターを皆さんはご存知でしょうか。
実は!普段から皆様物凄く目にされている部分です。
では、それは一体どこに存在するのか。
以下のURLにアクセスしてください!!
■Google
Google
……。
全てを投げ出してググれ!って言いたくなったわけじゃないですよ?
そう、このURLに「URLパラメーター」が入っているんです!
google.com.jp/search?q=~~~
とありますが、?q=~~~の部分がURLパラメーターなのです!
この~~~の部分を、PHPを用いれば変数として読み込むことができます。
例えば以下のようなURLがあるとします。
http://example.com/blog.php?page=2
blog.phpは以下のようなコードです。
<?php
$pagenum = $_GET["page"];
print "今、あなたは{$pagenum}番目のページを見ています。";
?>
このように組むと、ブラウザ側には以下のように表示されます。
———
今、あなたは2番目のページを見ています。
———
すごいっ!?エスパーのお方ですか?
という感じですが、これだけでは本当にエスパーかわかりませんね。
例えば、
http://example.com/blog.php?page=65536
http://example.com/blog.php?page=4
http://example.com/blog.php?page=1
というURLにアクセスするとそれぞれ
「今、あなたは1番目のページを見ています。」
「今、あなたは4番目のページを見ています。」
「今、あなたは65536番目のページを見ています。」
と表示されます。
すごいけど、メリーさんの電話の怪談のようにグイグイ距離を詰めてきそうで不気味ですね。
で、どういう場面で使うの?
URLパラメーターはありとあらゆる場所に潜んでいて、あなたの生活もまた、彼らによって支配されているのです。
■検索
先ほど例示したように、検索システムでも頻繁に活用されます。
データベースへの命令文を作る際に、変数として用いるわけですね。
■ブログ
もう1つ、先ほどサンプルのURLで示したように、ブログ一覧のページを示す方法でも利用されます。
もしくは、ブログ記事自体も、何番のブログ記事を読み込む、のような形で組まれています。
■ECサイト
ブログと似たような仕組みですが、通販サイトの商品ページなんかも、URLパラメーターが用いられています。
商品番号を変数として読み込み、データベースにある対応した番号の商品の内容を表示するわけですね。
こう見ると、データベースと非常に相性のいい機能であることがわかります。
そのため、データベースを用いるような案件ではほぼ確実に使われる、非常に便利な機能なのです。
まとめ
今回はURLパラメータという概念について紹介しました。
身近なところに注目すると、結構いろんな技術が使われていて、面白いですよね。
では皆様、良いお年を!